バーチャルリアルティ内覧を分母に含める

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

過去にこちらの項でブロックチェーン技術が不動産業界を再編する可能性についてお伝えしています。

今もこの考えは変わりませんし、今回のコロナウイルスによる激変の後には社会構造にこのブロックチェーン技術が導入され始める可能性すら見えていると思います。

ここは当ブログの専門分野ではありませんので多くは語りませんが、アフターコロナの世界では金融システムそのものが大きく変化せざるを得ないだろうなと思うからです。

それとほぼ同時期に、アメリカ不動産業界においてもこのブロックチェーン技術が入り込んでくるかもしれません。

上のリンク先の項に書いたとおり、ブロックチェーン技術の破壊力のキモは

「権限がどこか1カ所に集中するわけではなく、権限が分散される」

という分散(decentralization)にあります。

情報はこれ以上ないくらいにガラス張りになり、全ての情報はツーツーです。

全員がガラス張りの中でお互いに関しし合う世界。

そこは中央銀行や政府の力も及ばない(必要としない)世界。

不動産売買の場合、その取引の本質は「不動産権譲渡」にあります。

ひとたびブロックチェーン技術を導入して不動産権がガラス張りに管理されることになれば、

リスティングエージェント

バイヤーエージェント

エスクロー会社

タイトル会社

これら仲介者は誰一人必要なくなる可能性もあり、ブロックチェーン技術で全てが完了してしまうのです。

取引仲介者が不要となる。。

これが、私(佐藤)がアメリカ不動産業界での働き方・不動産業界との付き合い方を特異化してきた理由の一つでもあります。

とはいえ、不動産のような高額な買い物は完全に仲介者なしで完結でき得ない部分もあります。

その典型的な例が

Mediation(調停,仲裁)

の部分です。

売主も買主も人ですから当然感情があります。

そして不動産取引も大いに駆け引きや交渉の余地がある世界です。

感情が絡んで交渉が難航することは頻繁にありますから、仲介者の存在はまず必要になります。

この点は同じくエスクロー制度を採用するヤフオクにしても同じで、今はまだまだ人が関わる側面は不可欠です。

今世紀末までにはAIが仲裁する未来も起こり得るかもしれませんが。。

バーチャルリアルティ内覧は進化する

そこで昨日までの続きの前に、近未来の不動産業界をちょっぴり占ってみましょう。

実際には占うというよりも、すでに先が見えている近未来の不動産業界の姿の一つにバーチャルリアルティの内覧があります。

コロナウイルスにより自宅待機をきっかけとして、アメリカ不動産業界にバーチャルリアルティ技術が急速に浸透し始めていることを4月上旬にもお伝えしています。

物件内覧にバーチャルリアルティを導入する流れですが、この変化は一過性のものではなく、アフターコロナの世界でも続くだろう思います。

続くどころかバーチャルリアルティ内覧技術は更に進化を遂げ、

「アメリカ不動産を購入する時には、物件確認は最初にバーチャルリアルティで済ませることが当たり前」

そんなレベルにまでもいくかもしれません。

とりわけアメリカ人は利便性のある変化を好む傾向があります。

百聞は一見に如かずで、最新のバーチャル方式の内覧を体験してみましょう。

無難に、たった今市場に出ているコンドミニアム

373 Aviator Ln, Tustin, CA 92782

こちらの物件を拝借します(上記物件は本日の時点でバーチャルツアーボタンがあります)。

上記リンクのトップにある写真の右下、「VR Tour」と書いてあるボタンを押してみてください。

スマートフォンでは見にくいと思いますが、ノートパソコンであれば十分に操作できますね。

バーチャルリアルティの世界であっても、随分と臨場感があると思いませんか?

もちろん、実際に現場でみるものとは全く性質が違います。

けれども候補物件を絞り込んでいざバーチャルリアルティで内覧した時に

「ああ、こんな間取りなら別に見に行かなくていいかな」

「おお、これはいい雰囲気だ!実際に見てみたい!」

そんな感性で判断するには十分な臨場感ではないでしょうか。

恐らく、このバーチャルリアルティ内覧はアフターコロナの世界では更に進化していくと思います。

考えてみれば、ひと昔前まではパソコンやスマートフォンで遠隔にある物件の詳細を調べることすら出来ませんでした。

それが近年はzillow.comやrealtor.com等の民間MLSサイトが台頭してきたおかげで、今や当たり前のように世界中の誰もが十分な情報を手に入れられるようになったのです。

ここから先、これらのMLSサイトにはバーチャルリアルティ内覧が標準装備されるようになるのではないでしょうか。

「不動産物件はバーチャルリアルティ内覧で事前下見を済ませるもの」

そんな認識が一般的になるように思います。

そこで、昨日までは私(佐藤)がバイヤーエージェントとして動く際には

  • 分母を整えてから動く
  • 見て回る物件は相当に絞り込む

という点をお伝えしましたが、この相当に絞り込む作業には可能であればバーチャルリアルティ内覧もすでに含めています。

上記リンク先のようにけっこうな精度で臨場感ある内覧が可能ですから、バーチャル内覧が付属している物件の場合は実際に物件を訪れる前段階で吟味して頂くのです。

ただし、実際には今はまだバーチャルリアルティ内覧を導入している物件の絶対数は多くはありません。

近い将来にはリスティングにはバーチャルリアルティ内覧ありき(無いと売れにくい)の方向に向かうと思いますが、今はまだまだです。

けれども、バーチャルリアルティ内覧がほぼ標準化するまでの移行期においても、ここからは売主にとって随分有利に進められる割合が高くなると考えています。

特に社会的距離が求められる期間であれば、バーチャルリアルティ内覧を準備していない場合でも

「現場に向かう機会を最小限にしたいから、内外がよく分かる映像なり3Dなりを準備してほしい」

という要望が伝えやすいからです。

明日に続けます。


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