先に備えて資産を守る ~ 後編

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

現在東京でもロックダウンが予想される事態となっています。

実は、私(佐藤)は3月上旬からアメリカ国内の複数の市場に出張していました。

あらゆる都市の

  • ロックダウン直前の状況
  • 空港の様子

を同時期に目撃してきましたが、その時の様子と数字から考えると東京でもロックダウンが発生するのは時間の問題かもしれません。

特に最近の記事で最も驚いたのは丸紅の記事です。

丸紅は今期に3700億円の一過性損失を計上。2000億円の黒字としていた純損益予想を1900億円の損失へと下方修正しています。

丸紅程の大会社であれば内部留保も十分にあると思いたいところですが、問題は今の状況が世界でどれくらい続くかでしょうか。

場合によっては1929年の株価大暴落以降に匹敵する大恐慌のレベルを世界が経験する可能性もある、と考えておいてよいかもしれません。

いずれの職業も極めて厳しくなる事態が予想されますが、このような時にこそ人々が協力しあい、難局を共に乗り切る姿が現れることを切に願う次第です。

そして今の時期を乗り越えていく上で真剣に考えておかなければならない一つは、資産を守るということです。

ここでいう資産を守るとは、決して自己欲のみに生きて資産にしがみつく意味合いではありません。

こんな時だからこそお互いに助け合い、求められる政府からの要請にも協力し、可能な限りの貢献を果たした後で、自分に残る資産は後に立て直しを計る意味できちっと保全しておく必要があると思います。

そこで、資産保全を検討する上で間近に予想される最悪のシナリオはハイパーインフレでしょう。

ここでは不必要に不安をあおる意図は全くありませんが、投資家としてはシナリオを考える際は最も最悪のパターン、それ以上は悪くならないパターンで検討しておくことがよいと個人的には考えています。

そこでハイパーインフレの定義としては「インフレ率が毎月50%を超える」など様々ありますが、いずれにせよハイパーインフレの世界では

「現在手元にある現金で、昨日まで購入できた目の前の商品が購入できなくなる」

という事態が発生します。

そんなことが本当に起こるのかは想像もし難いものですが、少しでもイメージし易い近年の実例としてブラジルの場合を思い出してみましょう。

ブラジルでは90年代初頭に年率5000%というハイパーインフレを経験しています。

昼間にカフェに入ってメニューを見ても、お店を出る時には値段が変わっていたという冗談のような本当の出来事が実際に起こったのです。

この時にもっとも顕著だった人々の行為は

「お給料をもらったらすぐにドル転する」

というものでした。

結果的にはブラジルのレアルは約5年の間に米ドルに対する価値を3分の1失うこととなりましたが、この期間に人々はドル転することで資産保全を計ったわけです。

ただし、今回の場合は当時のブラジルとは状況が全く違います。

ウイルスによる全世界的な恐慌の可能性が見えていますから、単にドル転すればよいというものでもありません。

ここで、非常に興味深いグラフをみてましょう。

下記に二つの株価の動きを並べてみます。

ダウ平均株価過去
ダウ平均株価現在

上の二つのグラフは非常に酷似していますが、年代を見ればそれぞれが違う時期のものであることが分かりますね。

見て分かる通り、上記の二つの最終値は

1929年に発生した株価大暴落まで

2020年3月現在まで

です。

私(佐藤)は株式市場についての専門家ではありませんので、当ブログ上で深く述べる資格はありません。

けれども過去が再現される確率である蓋然性の概念は不動産市場では頻繁に使っており、 あえて抽象度を上げてお伝えさせて頂くと この蓋然性は株式市場でも語れる部分は皆無ではないと考えています。

株の値動きが人の心理の裏返しだとして、また昔と今の人々の心理的な反応に大差ないとしたら、上記の二つが酷似する理由も分かるものです。

それでは、前者の1929年に発生した株価大暴落までの動きがその後にどうなったのかを見てみましょう。

ダウ平均株価過去 – 大恐慌時を含む

いかがでしょうか。

株価下落は1929年の大暴落後に3年間続いています

もちろん今回も最後まで酷似する動きをとるかは誰にも分かりませんし、そもそも現代は100年前とは違い、あらゆる因数・変数がありますので一概に語ることは出来ません。

それでも最悪のパターンとして大恐慌に向かったとして、先に大量失業等の傾向が現れるとすれば、その結果には大差はないかもしれません。

つい先日はNY株式市場で

「1日の値上がり幅が2100ドルを超えて過去最大」

と発表されていましたが、1929年以降の時期を見ると瞬発的に値上がりを見せる時が複数回あったこともやはり酷似しています。

結果としては、株式市場は数年間は相対的に下がり続けるシナリオはあり得るのではないでしょうか。

。。。

ブログの趣旨が違ってきそうですのでここまでにしますが、、いずれにせよ先を予想するときに

資産保全を試みる ⇒ ドル転する

今後の円の動きによってこれもありだとは思いますが、株式市場に資金を入れることはかなり慎重に検討する必要があるように思います。

それでは、1929年から株価が数年間相対的に下がり続けた時期にアメリカ不動産価格はどうだったのでしょうか?

私(佐藤)は過去の項で

「株価が下がる時に不動産価格が同調して下がる傾向は見られない」

とお伝えしていますが、これは1929年前後も同じだったのでしょうか。

明日は、過去のアメリカの住宅価格の推移について検証してみましょう。


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