資産の重要性は高まる 〜 後編

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサル タントとして働く佐藤です。

昨日から世界中で拡がり続ける経済格差についてお伝えしています。

近年、アメリカで

「We are 99% !!」

と書かれたボードを持って大勢の人々がウォール街を歩く光景を見た記憶はありませんでしょうか。

「We are 99%」は一つの政治スローガンであり、リーマン・ショックに端を発する世界金融不安の後にその言葉が登場しました。

いわゆる、現代の経済格差に不満を持つ人々が一部の層に富が集中している現状に抗議する社会運動です。

アメリカでは1970年代から一部の層に富の集中が始まり、2020年の現在はご存知の通り相当な格差になっています。

2017年には

「世界の富裕層62人が世界人口の半分の総資産と同額を所有」

と報じられていたのが、2019年には

「世界の富裕層26人が世界人口の半分の総資産と同額を所有」

と数字が反対になっています。

年々、富の一極集中が進んでいるわけです。

この富の一極集中に対する非難の多くはアメリカに向けられていますが、アメリカ超富裕層の一部が富を集める傾向が1970年代から見えてきたことは事実です。

けれども、

「近年、アメリカを中心に世界の富が一極集中し始めている」

このように捉えてしまうと、全体像を見逃してしまうように思います。

本日も続けます。

資産相続が強くなる

もちろんアメリカは典型的な格差社会ですし、富の多くが集中し続けていることは論を待ちません。

けれども更に過去に遡って人類史を観察してみると、

・世界の経済格差は19世紀以前から存在し、1920年までにピークに達した

・二回の世界大戦で世界の個人資産は大きく減少した

・その後、ゆっくりとしたスピードで富の蓄積は再開している

という傾向がハッキリと見えてきます。

すなわち、

「1970年代にアメリカを中心に経済格差が始まりだした」

というのは誤認で、

「過去の経済格差が過去二回の世界大戦で大きく縮み、時間をかけて格差を戻しつつある」

そんな見方が正しいように思うのです。

このことを蓋然性で語ると先の答えは明らかで、

「将来は目も当てられないくらい、ますます格差は拡がる」

これはほぼ間違いないように思います。

そして第一次世界大戦前の世界を振り返ると「遺産相続が富の集積の原動力」であったことは間違いないようです。

つまり

1.資産を構築する

2.資産を次の世代が受け継ぐ

3.次の世代が更に資産を殖やす

時間をかけながらも、上記の流れで世代間で一族の富を殖やしてきた流れが多くありました。

2020年の現代では個人所得が低いままである以上は資産を持つ人々との格差が拡がり続けることは不可避でしょうし、だからこそ過去に習えば資産の重要性が更に高まるように思います。

私(佐藤)は格差社会についての研究の専門家ではありませんのでこれ以上の言及は避けておきますが、少なくとも「理論上、先の経済格差は縮まらない」ことは間違いなさそうです。

けれども資産は目的にはなれない

かくして蓋然性でモノを語る時に、歴史に学ぶと将来は資産の重要性がどんどん高まってくることは疑いようがありません。

とはいえ資産の重要性が高まることは間違いないにしても、資産にこだわりすぎることも危険だと考えています。

恐らく経済格差は縮まることなく拡がり続けますし、過去二回の世界大戦のような資産を大きく奪われる大惨事が起こらない限り格差は縮まらないでしょう。

はたまた近代歴史が証明するとおり、大惨事で格差が縮んだとしてもその先の将来は再び格差が拡がり始めるはずです。

結局のところ、人に欲望がある限りは格差社会が起こるのは不可避。

そして経済格差が根本的になくなるとすれば、それは金融資本主義そのものが崩壊する時しかないように思うのです。

ここもまた歴史が語るところですが、かのローマ帝国が滅んだ時もその直前の社会構造は甚だしい格差社会であったと言います。

1.文明は発達するとそこには不可避で格差社会が誕生し

2.大惨事で一旦は格差が縮まったとしても、その後に再び拡がり始める

3.根本的にシステムが崩壊する時のみ、次の新しい時代が始まる

過去の歴史はそんな人類の傾向を教えてくれます。

そしてたった今起こっているコロナショックを取り上げるとすると、誰もが分かるとおり人々の恐怖心がパニック経済を引き起こしていることは一目瞭然です。

このままパニック経済が好転しなければ中小企業を中心にバタバタと倒産が続くことになるでしょうし、最悪の場合はアメリカ不動産価格は暴落することも否定出来ません。

恐らく近いうちにその答えを見ることになると思いますが、それでも今のところコロナショックがそのまま金融資本主義の崩壊につながり得るとは流石に言いすぎだろうと思います。

けれども

「格差社会の裏にシステム崩壊の予兆あり」

このことは予言ではなく、過去の歴史が証明する再現性のある出来事として知っておいてもよさそうです。

今のコロナショックを見ても分かるとおり、人類が作り上げるものは本当に脆くも崩れ去るもの。

結局のところモノやお金は人類の目的には成り得ませんし、紙切れに踊らされる人生など本当につまらないものです。

将来は資産の重要性が更に増すだろうことを歴史的事実から指摘させて頂くものの、

「所得や資産はあくまでも人生の行きがけの駄賃にすぎない」

と個人的には考えています。

自分の資産形成については攻めと同時に守りも相当手堅くしているつもりですが、金融資本主義そのものが崩壊したらさすがにチャラに近くなるでしょう。

けれども正直なところ、私(佐藤)はたった今資産がほぼゼロになっても眉一つ動かないと思います。

何度転ぼうが、どんな時代になろうが、軸をブラさずにまた一からやり直していくつもり。

「どんな時代でも立ち上がり、大切な人々を守れる強さ」

要は、そんな強さを持つ自分を常日頃から練り上げておくべきなんだろうと考えています。


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