言葉一つでライフワークバランスがもたらされた話

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサル タントとして働く佐藤です。

過去に読んだ良書の一つにマイケル・ジーバーという著者の

「E-Myth(イー・ミィス)」

という本があります。

Eは「Entrepreneur(アントプレナー:起業家)」のことで、Mythは直訳で神話や寓話と訳されていますがここでのニュアンス的には「迷信」とした方が適切だと思います。

起業家迷信、つまり「起業家はこうあらねばならない」という迷信について書かれた本です。

残念ながら日本語訳は出版されていないようですが、アメリカでは「E-Myth(イー・ミィス)」は起業家を中心に非常に大きな影響を与えています。

アマゾンではレビューをつけている数だけでも2600を超え、78%が五つ星をつけていますのでなかなかの人気。

失礼してレビューの一つを意訳してみます。

過去四年の間に読んだ本の中で一番の良書。20年前に出版された本だとはちょっと信じがたい。スモールビジネスのオーナーや自分のビジネスを立ち上げたいと考える人は絶対に読むべき。フェイスブックで目にするような、初年度で1億を稼ぐ、みたいな煽りに乗るのは間違い。そんなものは◯◯(汚い言葉なので省略)。そんな煽りを信じると自分がやってしまったみたいに何千ドルと大損をする。先にこの本を読むべし!私の人生を変えてくれつつある本。

このレビューにあるとおり、本全体を通して目を覚まさせてくれる示唆に富む話が多々あります。

「起業家はこうだ、起業するならこうあらねばならない」的なまことしやかに信じられている話。

それらを信じ込むとドツボにハマって失敗するだろうという指摘が、過去に数多くの起業家を支援してきたマイケル・ジーバーの体験を下に物語形式で非常に分かりやすく書かれてあります。

この本の中で、私(佐藤)が最も影響を受けたくだりがあります。

「Don’t live in it. Live on it.」

前後の文脈は省きますが、ここでの「it」は仕事のことです。

商売を立ち上げる時には相当な意力と、下りのエスカレーターを一気に上まで駆け上がるような馬力が必要になってきます。

ちまちま進めていては立ち上がるものも立ち上がらず、初期に絶対的に必要なのは相当な意力と勢いです。

けれどもここから多くの起業家達が陥ってしまうのが、「仕事にのめり込んでしまう」こと。

寝ても冷めてもの状態にまでいかねば立ち上がるものも立ち上がりませんから、のめり込んでしまうのは自然の流れでしょう。

そして成果が見えれば見えてくるほど

人生 = 仕事

この図式にハマってしまい、まさに「Live in it」。

仕事に没頭して仕事の中に生きるような状態になってしまうのです。

起業家でなくとも勤勉な日本人の場合、サラリーマンの方々でも同じような「Live in it」の状態にある方も多いのでは。

独身であればまだ良いのですが、家族がある場合は「Live in it」の状態だとまずバランスが崩れることにあります。

正直に告白するとこの仕事と家庭のバランス、私(佐藤)も悩んでいた時期がありました。

毎日を叩き上げていこうとすればするほど異常な集中力でのめり込んでしまい、「Live in it」のモードに入っていきます。

外に出ても頭の中は朝からの仕事の続きで心ここにあらず、テレビを見ても心ここにあらず、そんな状態では家族への気遣いが十分に出来ません。

もちろん仕事そのものは全て自分の目標に直結することばかりですから、創り上げていく楽しさはあれどストレスになることは何一つありません。

けれどものめり込めばのめり込むほど「Live in it」の状態になってしまい、

仕事を取るのか(でも、それでは家族をないがしろにしてしまう)

家族を取るのか(でも、それでは仕事が先に進まない)

この両天秤の中で悶々とした時期が続いたのでした。

そんな時に読んだこの本の

「Don’t live in it. Live on it.」

の解釈がスッと腹に落ちたのです。

タイタニック理論で人生を進める

言葉とはかくも魔法があるものだとつくづく思います。

実際には昔と今で仕事のペースは全く変わりません。

年中無休で仕事を続けていますし、盆も正月も関係なく前に進み続けています。

けれども仕事への向き合い方そのものが「Live on it」になったことで、公私の切り替えが非常にスムースになったのです。

例えていうなら、それは海を進むタイタニック号のようなものかもしれません。

乗客は自分と家族

そしてタイタニック号を動かすのもまた自分です。

家族と時間を過ごす時は船室や甲板にいます。

けれども仕事をする時の自分は船底まで降りて、エンジンを回さないといけません。

タイタニックに使われたレシプロ蒸気機関とタービンを組み合わせたエンジンは石炭燃料ですから、石炭をせっせとくべる必要があります。

船上に居る時 ⇛ 家族と過ごす自分(Live on)

船底にいる時 ⇛ 目標に向かって仕事をする自分(it)

船上にいる家族と自分は、仕事の上に立っています。

「自分は家族と自分を支える力強いエンジンを回し続けている。ビジネスの中に生きるのではなく、ビジネスの上に立って生きている。」

「in」を「on」に変えて理解するだけで、やっていることは変わらずとも精神的な心の安定がもたらされた瞬間でした。

所属するケラー・ウィリアムズでも

「God, family, then business(神様、家族、それから仕事)」

と然るべき優先順番を繰り返し指導されます。

実際のところ、船底のエンジンは自動運転のスイッチを入れっぱなしで定期的に点検する程度でも良いかもしれません。

けれども自分自身がいつまでも石炭をくべる現役でいないと、方向に対する感覚は鈍ってしまいます。

ましてや人生の最終目的地に向けてはまだまだ旅の途中。

だからこそエンジンは完全自動運転にはせず、一部は自分自身で石炭を入れ続けながら前を見て進むべきだろうと考えています。

それこそアイスバーンにぶつからないように目先に注意を払いつつ。。

「Don’t live in it. Live on it.」

仕事は自分と家族の下にあり、遥か彼方にある目的地に向けて引き続き舵を取り続けていきたいと思います。


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