洗濯場を設ける時は

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサル タントとして働く佐藤です。

先日、自宅の洗濯機と乾燥機の調子がおかしくなりました。

特に乾燥機の調子が悪くなり、妻いわく

「50分を二度回さないと完全に乾かない」

とのこと。

日本であれば外に洗濯物を干すことは今でも一般的ですが、米国では一部の地方を除いてコミュニティ管理されている住宅街では外に洗濯物を干すことが禁じられている場合がほとんどです(HOA規定により)。

ドライヤーがないことには洗濯物を乾かすことが出来ませんから、同時に調子の良くない洗濯機そのものも含めて約10年ぶりに買い換えることになりました。

ところがここで問題が発生しました。

妻は最新型の便のよい洗濯機を購入しようとしたのですが、サイズがやや大きく洗濯機と乾燥機を収納している今のスペースに入らないことが分かったのです。

厳密には無理やり入れれば洗濯機と乾燥機そのものはギリギリ収まるのですが、実際に使うとなると奥の壁の電源スペースや換気口との間に距離が必要となる為、ギリギリサイズでは使えないのです。

そこで新型ではないものの、やや小さめの現状と同種の洗濯機・乾燥機を購入せざるを得ませんでした。

これら洗濯機と乾燥機は日常生活では頻繁に使う電化製品です。

そして住居物件のみならず、賃貸物件の場合でもテナントは洗濯機と乾燥機は自前のものを使いたがる人々が多いものです。

その意味では住居物件・賃貸物件に関わらず、洗濯機と乾燥機のスペースには一定の配慮が必要になります。

今日は、あなたの物件で洗濯機と乾燥機スペースを新たに確保する必要がある時の為にその設置場所についてのポイントをお伝えさせて頂きます。

最低限のスペースを確保する

まずは先の我が家の話に絡むことですが、新型を購入出来なかった理由は洗濯機と乾燥機の双方を収めるスペースがやや狭かったことでした。

日本と比べるとアメリカの電気機器はサイズが大きめになります。

そうすると洗濯機と乾燥機の双方を一緒のスペースに収納しようと思えば、後ろ側の

・電源コードとの距離

・お湯と水の蛇口への距離(洗濯機につなげる専用)

・換気口との十分な距離

これらを含めた上で、十分なスペースを確保する必要があります。

特に換気口は要注意です。

乾燥機の後ろからダクトウォーク(蒸気を逃がすアルミ配管)を設置して壁に暖かい蒸気を逃がすことになりますが、乾燥機の後ろと壁の間に十分なスペースがない場合は蒸気が凝縮しがちになり、大げさではなく発火の原因にもなるのです。

その為、アメリカの洗濯機と乾燥機の場合は機器と後ろの壁を最低でも6インチは確保するように各メーカーから指定がなされています。

地下室は避ける

アメリカの物件では地下室のある住宅がそれなりに多くあります。

たまに見るのがこの地下室に洗濯機と乾燥機を設置するパターンです。

生活スペースとは完全に隔離させることが出来ますし、音も気にならないからと好む人も方々もいるものです。

けれども洗濯機と乾燥機の双方を地下室に設置することはお薦め出来ません。

その理由は先に出した乾燥機から出る蒸気のことを想像するとよく分かると思いますが、洗濯機と乾燥機の周りでは双方から放出される熱と湿度でムンムンします。

これが地下室となると熱と湿度の双方はこもりがちになり、結果として周辺の壁はカビが発生しやすくなり、同時に構造部分の木材が腐れやすくなる原因にもなります。

この為、地下室に洗濯場を設置することはお薦め出来ないのです。

ちょっとした角度をつける

新たに屋内に洗濯場を設ける場合、もう一つ覚えておきたいのは、

「洗濯機を置く場所の下は、下水管に向けてちょっとした角度をつける」

ことです。

ここは案外見逃されがちですが、万が一に備えて洗濯機の設置場所には角度をつけておきましょう。

床そのものセメントでなだらかな坂をつけるのもよいのですが、すでに平らな床になっている場所でもその上にプラスチック製の受け皿のようなものを置くのでもよいのです。

この場合は下水管入り口に合わせて穴を開けるカスタマイズが必要になりますが、多少のお金をかける価値はあります。

そしてこの角度をつける処置を行う理由は「漏水の流れ道を下水管に向ける」ことです。

最近の洗濯機はかなり洗練されており、まず水漏れが発生することはない。。と言いたいところですが、そうでもありません。

古くなった洗濯機から漏水する事故は起こりえますし、漏水時に水が周りに広がってしまうとカーペットを始めとする二次被害が出てしまうのです。

もっぱら、電気機器各種はその為にも購入時にオプションで保証を3年なり5年なりつけることも出来ますし、その場合は修繕は保証で賄うことが出来ます。

けれども当然ながらその保証はカーペット等の二次被害に対しては補償してくれませんので、漏水に関しては予め自分で対策を練っておく必要があるのです。

。。。

洗濯機や乾燥機は物件内に設置される日常品の中でも高価なものです。

それだけにこれらの電気機器が物件と上手に共存出来るよう、洗濯機と乾燥機については上記のポイントに留意するとよいと思います。



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