資産を産む資産の成長を加速させる方法とは ~ 後半

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

昨日から資産の成長を加速させる方法として「複利」という数理を活用する方法をご紹介しています。

米国のIRS(内国歳入庁)で働いていたある女性が$5,000を元手に

1944年 ~ 1995年

の期間で株式市場で運用し続けました。

そして亡くなった後に弁護士を通じてとある大学に寄付された金額は「2200万ドル」という高額の寄付。

1995年4月の1ドル80円で換算すると17億6千万円、今のレートを108円とするなら23億7千6百万円もの大金です。

ご自身は質素に暮らし続けながらも、死後に大学に寄付をされるという美談。

けれどもそれと同時に(もしくはそれ以上に)周囲に驚きを与えたのが、この女性が死去するまでの運用成績でした。

この女性の運用成績を分析してみましょう。

実際に彼女が運用し続けた期間は1944年~1995年ですが、ここはより現実的に証券を大学に相続する期間を見込んで

1944年~1997年

この期間で米国の大型株をもって運用したとします。

すると$5,000を投資しても結果は376万ドルで、とても2200万ドルには届きません。

今度は同額を同期間で中小型株に投資した場合、その平均成績は1231万ドルとなります。

大型株より遥かに良い成績ですが、それでも彼女の運用成績には届きません。

計算上は、仮に1944年の時点で$8,936の元手で小型株を運用し始めていれば、それでようやく同額の2200万ドルに達していたことになります。

ところが彼女の元手資金はそれよりもはるかに少ない$5,000でした。

ちなみに1944年と現在の物価指数の差を加味して$5,000を現在の価値に換算すると、2019年時点の価値は約$69,000になります。

1995年当時の為替レート(1ドル80円)でいえば、

「552万円が17億6千万円に化けた」

というわけです。

この女性は公務員勤務して54歳で引退し、そこから株式投資運用を開始して死ぬ時に17億6千万円を手にしていたわけですが、これを可能にしたのが「複利の力」なのです。

そこで一昨日までに、ゼロ発進の人生で(少なくとも金銭面で)安泰の人生を実現するための近道を

1.たくさん稼ぐ

2.賃貸暮らしをする

3.資産を産む資産を購入する

とお伝えしましたが、「3」のステージに入り始めて

たくさん稼ぐ ⇒ 資産を産む資産を購入する

この繰り返しに励む中でもその資産形成のスピードを加速させる力は紛れもなく数理で教えられる「複利の力」なのです。

これは誰がやっても同じ結果が出る数理学の法則であり、本当に強力。

いわば「足長おじさんに打ち出の小槌」を持たせるようなもので、時が経てばたつほど安定感が増してくることになります。

再投資を繰り返す複利での成長

ここで複利の力をもう少しイメージしやすいように、

A氏 … 投資でお金が増えても、その投資結果をポッケに入れずに再投資にまわすタイプ

B氏 … せっかくの投資結果が消えたなくならないよう、投資で増えたお金は脇に置くタイプ

この二者がいたとしましょう。

条件として、AもBも元では$1です。

そして一回ごとに、その投資結果は倍に増えるものとします。

最初の投資では2人とも$1でスタートして$1のリターンとなり、手元に

A氏 … $2

B氏 … $2

となりますね。

ここでA氏は$2をそのまま再投資し、B氏は儲けた$1を安全に避難させて投資額はまた$1に戻すわけです。

すると二回目の投資では

A氏 … $4

B氏 … $2

三回目の投資では

A氏 … $8

B氏 … $2

。。。

となり、10回まで終了すると両者の手元のお金は

A氏 … $1024

B氏 … $11($10は毎回避難させた$1の加算)

と、実に

$1013($1024 – $11)

もの差が出来てしまうのです。

数学的には両氏が実現した成長は

A氏 … 複利成長

B氏 … 単純成長

と呼びます。

そして更に面白いのはここからですが、複利成長の場合は仮に受取が

A氏 … リターンそのまま

B氏 … リターンの10倍

だったとしても、A氏はやがてB氏を追い越してしまうのです。

「単純成長は複利成長に必ず負ける」

これが数理からの法則になっています。

日本人こそ複利は特異

この数理学上の法則である複利効果を一度知ってしまうと、あなたの資産形成にも活用しない手はありません。

「投資でこれだけ儲かった。儲けが失われては困るから儲けた分はタンス預金にしよう。」

これは典型的な単純成長で、後に複利成長には必ず負けます。

もちろんリスクを避けたいからこそ、儲けを脇に置きたい気持ちはよく分かります。

けれども世の中で資産形成を成功させる人々は、ほぼ例外なくこの福利の力を活用しているのです。

そしてこのことは不動産投資でも同じことが言えます。

株式市場への投資とはまた違った面白さと複雑さがありますが、私(佐藤)はより経済的に安泰な人生を築きたいのであれば、

「不動産投資を複利成長で実践する」

これに勝る安定した投資はないように思うのです。

その細かい手法についてはまた後の項に譲りますが、本来はこの複利の力を使った成長は日本人が得意とする分野だと思います。

今も昔も日本人は貯蓄に励む民族です。

投資対象をブタの貯金箱に見立てた時に、

「ブタの貯金箱の中で増えたお金は再びブタの貯金箱に戻す」

この式で進めていくと資産形成は確実に加速し、年々老後のお金の心配が払拭される結果になるのです。



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