今すぐにでもバンカーと話すべき理由 〜 後編

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

昨日からバンカーとは極力早めに合って住宅ローンを相談した方がよい理由についてお伝えしています。

十中八九、用もないのに(融資を受けるわけでもないのに)金融機関を訪れる人はそういないものです。

「訪れてもまるで意味がない」

「門前払いになるにきまってる」

そんな風に無意識に決めて、物件契約を実施する前後まで縁のないものとする人がほとんどだろうと思います。

けれどもここは発想を変えて、

「バンカーは自分の人生設計を手伝ってくれる支援者の一人」

このように考えた方がよいと思います。

すなわち先の人生の目標を定める上では、金融資本主義社会の中で生きる以上はどうしてもお金との付き合いは欠かせないものです。

お金はあなたの人生の目的にはなり得ないと思いますが、少なくともあなたの従者(あるいはお友達)にせねばならない存在です。

そうすると早いうちにお金の意義を知らねばなりませんし、

「○歳までに$○○○○○の資産を形成する」

そのような人生の踏み台とするべき資産形成プランは欠かせないものです。

そして物件購入に絡む住宅ローンは資産形成プランの中ではかなり大きな要素の一つのはず。

だからこそ、30代や40代で物件を初買いする時になって初めてバンカーを訪れるのではなく、人生の早い段階でバンカーと向き合って住宅ローンについて真剣に考えることは大いに意義があります。

頭の中で考えるのではなく、リアルの世界でバンカーと向き合って真剣に考えることで頭がカツカツと働き、自分の人生プランにどのような修正を加えるべきかが明確に見えてくるのです。

そのような理由で、私(佐藤)の子供は大学生になったらすぐにバンカーとの面談に行かされることになります(笑)。

今日も続けます。

バンカーにアドバイスをもらう

そこで、バンカーに向き合う際に聞いておきたいアドバイスの一つは

「クレジットスコアをいかに改善するか?」

です。

クレジットカードを作りたてのときは、大したクレジットスコアはついていないものです。

このことはクレジットカードを持ち始めた時、あるいは何年も経っているけれどもクレジットスコアが良好でない時期に関わらず、バンカーに相談する価値は大いにあります。

「今の段階で住宅ローンを可能にするにはクレジットスコアはどこまで伸ばすべきなのか」

「それにはどのような方法があるのか」

「どれくらいの期間がかかるものなのか」

これらを明確に知ることは自分の立ち位置を確認し、先の人生を見立てるのに大いに役に立ちます。

そこで融資元があなたの尺度を図り、将来のプランへといざなうのに進める手順は下記のようなものがあります。

ソフトチェック

バンカーは「ソフトクレジットチェック」という手法をもっています。

これをもってあなたのクレジットスコアを調べ、ある種のスクリーニングで耐久性度のようなものを調べることが出来、あなたのクレジットスコアがたった今どのような状態(スコアのみならず健全性まで)にあるのかが分かるのです。

財産明細を見る

そしてバンカーは

銀行口座明細

投資口座(もし開設していれば)

リタイヤメント口座(もし開設していれば)

等を見直し、総括的なポテンシャルをスクリーニングすることが出来ます。

各種質問

最終的にはこれらの前情報をもって、追加で予算・現在の収入・過去の財産履歴等を質問してきます。

ここでは自分の現状がどんなに悪かろうが、全てを正直に開示した方が得策です。

学生の場合はそもそも投資口座やリタイヤメント口座は持ち合わせていないと思いますが、それならそれでよいのです。

それ以外でも

・借金返済が期限通りにできなかったこと

・借金の連帯保証人になっていること

等を可能な限りつぶさに伝え、あからさまの現状を伝える必要があります。

この一連の流れにより、バンカーは

→ いち早く(もしあれば)借金を返済する方法

→ クレジットスコアが向上するまでの期間

→ クレジットスコアが然るべきレベルに達するまでの期間

等を示してくれるのです。

頭金を明確に知る

そしてバンカーと打ち合わせる中で明確にしておくべき最後の要素は「必要な頭金」です。

一般的には頭金は物件購入額の25%〜30%だと理想だと思います。

銀行が見る尺度としてはこれくらいの頭金があると「リスクは低い」と見てくれるからです。

標準的な$250,000の物件であれば

$62,500 〜 $75,000

だと理想だ、ということになります。

けれども住宅ローンを組むには頭金はここまで高い必要はありません。

その実、政府支援のFHAローンであれば頭金は3.5%でもローン組みが可能なのです。

そして結局のところ、どれくらいの頭金が必要となるのかは自分の状況に応じて全く違ってきますから、この点をバンカーに相談するわけです。

とりわけ、頭金については「頭金援助プログラム」なるものが存在しています。

この頭金援助プログラムはあなたが暮らす地域によって全く違ってきますから、

・自分に当てはまる頭金支援プログラム

・プログラムを利用した場合の利点

・プログラムを利用した場合の欠点

これらをバンカーに確認し、あなたにとって最も有利になる手法を定めることが可能になるのです。

。。。

かくして、昨日から二日間に渡りお伝えしてきたのは

「住宅ローンについて早期にバンカーに相談する」

ということでした。

とどのつまり、これは「物件購入の事前準備」であると同時に「自身の金融リテラシーを高める為の教育」でもあります。

今日の金融事情は一昔前よりも更に複雑になり、利点と欠点の双方が見えにくくなっていますね。

だからこそ住宅ローンについては物件購入時になって初めてバンカーに相談するのではなく、今すぐにでも相談した方が優位なポジションを取れることになるのです。

それは人様との競争ではなく、あくまでも自分の人生において優位なポジションを取るという話。

そうするとやはり早期にバンカーに相談に行くべきでしょうし、あわよくば学生の頃には済ませるべき登竜門としておきたいものです。



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