賃貸契約を交わす前に。。気をつけたいポイント 〜 後編

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

昨日からテナント目線で賃貸物件を選ぶ際の留意点についてお伝えしています。

賃貸物件を求める人々が急増するこの時期、アメリカの賃貸市場は大いに湧いてきます。

そして物件オーナにとってもテナント付けの絶好の時期ですから、フルに募集をかけて内覧者を獲得しようと必死になります。

けれどもいざ賃貸契約を結んだ後でも、入居したあとにテナントが「しまった。。」と後悔するパターンもしばしば。

なんとなく違和感を感じながらも早々に賃貸契約交わし、実際に入居した後で気づかなかった不具合が出てきたりするのです。

それが家主に責任を問えるパターンであればまだよいのですが、契約上、家主に責任を問えないパターンも多くあります。

賃貸契約を交わす前に気をつけたいポイントについて、今日も続けます。

あなたが物件オーナーである場合、募集をかける際に気をつけておきたいポイントとしてお読みください。

入居審査がない

賃貸物件の契約時には、テナントに対してスクリーニング(入居審査)を行うのが一般的です。

主には

・バックグラウンドチェック(その人物に犯罪歴がないか等の確認)
・クレジットヒストリーチェック(収入は十分か、過度に借金を背負っていないか、過去に家賃を滞納していないか)

の二点になりますが、家主(管理会社)が定める基準を通過した申込者にのみ契約を許可することになります。

ところが、この基本中の基本ともいえるスクリーニングを行わない家主(管理会社)があります。

物件に入居したいあなたとしてはある意味審査がないことは気軽でいいなと感じるかもしれません。

・収入証明の提出
・クレジットヒストリー審査の書類手続き

等、それなりに手間暇かかる手続きが全て省かられるわけですから、これほど楽なことはないと嬉しくもなるでしょう。

ところがあなたはここで「スクリーニングがなくて楽ちんだった」で済ませるのではなく、反対にスクリーニングを行わない怠慢さを心配するべきなのです。

しっかりした家主(管理会社)であれば、契約初期のスクリーニングは基本中の基本として普通に行っていますし、基準に満たないのであればきちっとけじめをつけて入居不可の判断を下してきます。

ところがスクリーニングをまともに行っていないということであれば、それは「どんな人でも入居できる」ということであり、とりわけアパート物件の場合は隣人にどんな人物が暮らしているかも分かりません。

スクリーニングが行われて基準がしっかりしているのであれば、自分のご近所もその基準を超えている人々しかいないはず。

またスクリーニングを怠るようであれば、入居期間中にもだらしない管理がなされるだろうことは自明の理。

スクリーニングを行わない家主(管理会社)が所有する物件は、自分から入居を辞退するようにしましょう。

内覧で急かされる

賃貸契約を結ぶにあたり、一番最初のステップとして内覧があります。

自分自身が暮らすことになる物件ですから、まずは契約うんぬんの前に物件内外を見せてもらうのは当然の権利です。

キッチン

バスルーム

ベッドルーム

を始め温水器や各設備もしっかりと確認し、かつ物件外側や裏庭も見ておきたいところ。

ところが、アポをとって内覧に訪れているのに家主(管理会社)が案内してくれるものの、

・早口の説明

・早い足取りでのエスコート

で、なんとなく内覧を急かされることがあります。そんな時、大概は隠された理由があるものです。

その理由とは多くの場合は「家主(管理会社)」には改善しようがない理由。

具体的には、

・地下鉄が近くを通っており、電車が通る度に地中からのうめき声のような大きな音と振動がくる

・隣人の犬が定期的に狂ったように吠え続ける

等、外部要因によるものです。実際に暮らしてみないと気づかない部分ですね。

このあたりが明るみになると大抵のテナント候補者は賃貸意欲が失せてしまいますから、家主(管理会社)は気づかれたくないのです。

そこで、もしもあなたが内覧を急かされると感じる場合は遠慮なく家主(管理会社)に質問をぶつけてみましょう。

正直に答えてくれないパターンが多いかもしれませんが、反応をみて取り乱すようであれば賃貸契約は避けておいた方が無難です。

内覧のアポがなかなか取れない

あえてここは一番最後にお伝えしますが、

「内覧のアポがなかなかとれない」

という場合はもう最初からアウトで、その物件を見に行くことすら避けておいた方がよいと思います。

相手の電話対応で家主(管理会社)の姿勢はよーく分かるものです。

想像してみてください。

→ 夜に突然水漏れが発生した

→ 理由もなく夜通しスモーク探知機が継続的に鳴る

→ ガレージドアが開かなくなった

単に内覧のアポを取るだけでもなかなか連絡が取れないのに、上記のような緊急時にだけ連絡がバッチリ取れるかといえばそれは期待出来ませんね。

連絡すらまともに受け取れないようであればそもそも物件管理に対してやる気のない証拠ですし、どんなに物件が魅力的に見えようとも家主(管理会社)がこの姿勢では先が思いやられるのです。

この場合は物件の良し悪しに関わらず、別の物件を探すようにしましょう。

。。。

賃貸物件を探す際に気をつけたいポイントをいくつか上げてみました。

家主(管理会社)目線では、早期にテナントをつける上では押さえておきたい基本ばかりです。

こうしてみていくと、いかに物件管理は家主(管理会社)の姿勢にかかる割合が大きいかということが分かります。

あなたがアメリカに賃貸物件を所有している場合、ここまでに上げた項目が管理会社によりきちんとなされているかは把握しておいた方がよいと思います。



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