賃貸契約を交わす前に。。気をつけたいポイント 〜 前編

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

全米の学区で夏休みに入り始めています。

長い夏休みの間に家族全体で引っ越すパターンは多く、また独身の場合でも転職や大学進学等で賃貸物件を探す人々が増える時期です。

この動きは8月下旬まで続くことなりますが、不動産物件を所有している方々にとってはテナント付をする好機です。

そこで賃貸物件を求める人々は目ぼしをつけている地域で複数の賃貸物件候補の内覧を繰り返すことになりますが、ここで賃貸物件を選ぶ際には気をつけておきたいポイントがあります。

何となく違和感を感じながらもいざ賃貸契約を交わして暮らし始めると、「しまった」と思えるような賃貸物件はそれなりにあるものです。

通常は最低でも一年間は賃貸物件に暮らすことになりますから、誰しも下手な物件は選びたくないもの。

そこで今日から、賃貸物件を探す人々の目線で「こんな物件(家主)は気をつけたい」ポイントを押さえておきましょう。

あなたがアメリカで’賃貸用物件を所有している場合は、「テナント候補の目線ではこういった部分に気遣う必要があるんだな」という視点でお読みいただければと思います。

デポジットに対してレシートを渡さない

多くの新規契約者が契約初期にデポジットを行った際にレシートを渡されなかったことに気づかないものです。

デポジットはいわゆる敷金に相当しますが、デポジットを収めることは「その賃貸物件の契約権に保証をかけた」ことと同義であり、契約条件の一部を整えたことになります。

その物的証拠となるのがデポジットのレシートなのです。

仮に家主もしくは管理会社がデポジットのレシートを渡してくれない場合、これは危険信号です。

ブローカーを通して賃貸契約を結ぼうとしている場合はブローカーにその旨をつげ、デポジットを納めた後の正式なレシートは確実に受け取るようにしましょう。

もしも紙媒体でレシートが発行できない場合、E-mailで送ってもらうことも有効です。

この場合はデポジットの手続きしている最中にメールでレシートを送るように依頼し、かつ自分のメールボックスにレシートが届いたことを確認してから、その場所を後にするようにしましょう。

レシートをきちんと発行しない家主(管理会社)はビジネスそのものに対してきちっと管理が出来ていない可能性が高いですので要注意なのです。

賃貸募集の広告内容が良すぎる

賃貸募集をしていながら、そこには物件の写真が全く掲載されていない場合があります。

家賃や条件は記載されているものの、物件状態が写真で掲載されていない場合は要注意です。

ただし、物件条件や物件写真がきちんと掲載されている場合でも「条件が良すぎる」ように見える場合もまた要注意です。

具体的には、

「家賃は近辺の平均家賃よりも安いのに、写真がやけに高級感がある場合」

です。

通常、家賃は物件状態を正直に反映します。

家主としてはその物件の持つ賃貸力をもって少しでも多くの家賃がほしいわけですから、賃貸市場に出す際の物件状態で最終的に家賃を定めるものです。

周辺地域の平均家賃よりも高くしすぎると、まずテナント付けはよほど物件状態が良くない限りは難しくなります。

ところが家賃は市場平均価格どころかそれ以下に安い一方で、掲載されている条件や写真がやけにグレードが高い場合があります。

「え?これ家賃でこのグレードの良さ??」

そんな賃貸募集があるのです。

地域の市場家賃価格に対してやけにグレードが良い場合、単なる内覧数稼ぎの目的である可能性が高い場合があります。

内覧に足を運んだところ写真で見たような豪華家具はなかったり、記載されていたウォークインクローゼットはなかったりと、賃貸募集に記載されていた内容と矛盾する場合です。

この場合はお互いが時間の無駄になるようにも思えますが、家主としては下手な鉄砲数打てば当たるで

「記載されていた内容とは違うけど、、まあいいか。。」

と妥協して契約を結んでくれるテナントが現れるのを期待しているのです。

共同使用場所が整理整頓されていない

一戸建てであれアパートであれ、ご近所と共同に使用する場所があります。

典型的なのはゴミ捨て場ですね。

また共同区域の芝の手入れが出来ておらずに生え放題だったり、茂みの刈り込みが出来ておらずみっともな状態になっている場合もあるでしょう。

また共同使用場所のみならず、一戸建ての場合は個人所有の庭の手入れもそうです。

このように周辺が整理整頓がなされていない賃貸物件では、いざ入居した後も先が思いやられます。

だらしない管理の物件に入居してしまうと、とんでもないババを引く憂き目にあう確率が高くなるのです。

そこで賃貸物件の内覧に訪れた時、実際に物件に入る前には

・玄関のドアはキレイか

・周辺は整えられているか

・ゴミは落ちていないか

・清掃されてキレイか

このあたりは基本中の基本ですから、よく観察しておきましょう。

なされるべき管理がきちんと出来ていないわけですから、あなたが入居した後には居心地の良い住居になるはずがないのです。

明日に続けます。



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