専門性の極みに意識を置く

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

未だ日本が大名領国制や幕藩体制の士(サムライ)階級が高い地位にあった時代には、剣の腕を磨くことが士階級に生まれた者の至上命令でした。

恐らく、この長い戦国時代は日本史の中でも最も剣術が栄えた時代ですね。

剣豪ひしめく中で達人たちが腕を競い合い、名のある大名に雇われることを名誉としていたといいます。

そして、相当なレベルになると真剣勝負においては木刀を抜かずに終了することもしばしばあったというのです。

木刀を構え、いざ真剣勝負に臨む達人の二人。

お互いの目を見て開始の合図が告げられるまで見つめ合います。

すると、審判から「始め!」の声がかかる前に一方が

「参りました」

と一礼をし、試合を始める前に負けを認めて下がることがしばしばあったのだそう。

もちろん下がる方は達人ですから、敵前逃亡など恥の骨頂。

それは逃亡ではなく、木刀を持たずとも相手を見た時に感じるオーラに「自分はまだこのレベルにない」と悟り、素直に未熟さを認めて下がったのだそうです。

今の時代には剣をもって戦い合うということはありませんが、キャリアを磨くというのは剣術を磨き続けることに相通ずるものがあると考えています。

剣術を通して究極は武士道に代表されるような精神性を高め、戦わずして相手を屈してしまうような圧倒的な強さ。

自分のキャリアを通してやはり究極は精神性を高め、営業などせずとも引く手あまたになる圧倒的な強さ。

少なくとも私(佐藤)自身は、そのような心構えで剣術磨きならぬキャリア磨きを続けているつもりなのです。

譲る方がいい

そんなキャリア磨きの人生を通して、ふと気づいたことがありました。

それは「譲るほうが栄える」という法則性のようなもの。

具体的に言うと、競争相手がいたらその相手に商売を譲ってしまうのです。

「えっ?」と思われるかもしれませんね。

顧客がいないことには商売になりませんし、顧客を競争相手に譲っていては仕事にならず、売上が立たないように思われるかもしれません。

資本主義は健全な競争があってこそ成り立つものであり、競争社会の中では他者から頭一つ抜きん出ようと相手を蹴落としてでも先に進もうとするもの。

勝つか負けるかの出世競争が全てであり、甘っちょろいことをいっていれば落ちるだけ。そんな認識があるかもしれません。

補足すると、私(佐藤)自身が身をおいているのはアメリカのあらゆるキャリアの中でも相当競争が激しいといわれる不動産業界です。

実情を言えば、家が売れなければ大きな出費が続くばかりで、一年とせずに退場するリアルターは数多くいます。

日本のそれは分かりませんが、アメリカの不動産業界は相当競争が激しいものです。

他のリアルターの顧客を奪おうとする輩はいますし、ここには書けないような泥沼事情も実際に見聞きします。

この点はどこの業界でも似たり寄ったりの実情がありますね。

結果として、統計では二年目以降も不動産エージェントとして継続するリアルターは50%に満たないのだそう。

参入者と退場者の入れ替わりが激しい中で、競争を勝ち抜いたリアルターが生き残っていける世界なのです。

けれども、この競争が激しいアメリカ社会の中で生き残る為の私(佐藤)の認識は全く逆張りなのです。

顧客の奪い合いどころか、顧客にとってそれが最善と判断されるのであれば競争相手のはずのエージェントに仕事を譲ればよいと考えています。

そもそも商売は顧客利益を追求するもの。

顧客利益を中心に考えれば他者に譲った方がよいのであれば譲らないと、自分の利益の為に自分で抱えていると必ずおかしなことになります。

ではそれで商売ジリ貧になるかといえば、そんなことはないのです。

むしろ時を味方につけるかのように、ありがたいことに営業などせずとも新しい顧客が増えていくのが現実です。

損益分岐点を超えるまでは絶えどころですが、ひと度分岐点を超えるとそこから落ちることの方が難しくなります。

あくまでこれは自分の体験上の話でしかありませんが、結局は奪い合うよりも他者に譲るほうが長期的に見ると栄えるのは間違いないと思います。

競争社会でそんな生ぬるいことは言えないだろう、とお叱りの言葉を頂いてしまうかもしれません。

けれども何の保障もない厳しい競争原理が働いているアメリカ不動産業界の中で、譲りきる姿勢でジリ貧になるどころか年々いそがしくなっていくのは本当なのです。

そして多分、その理由は「専門性を極める」意識にのみ集中しているからだと思います。

剣を磨き続けることのみを意識する

単純な話、特殊性のある職業であるほど、そのサービスを求める人々が見ているのは専門性ではないでしょうか。

不動産業ならその分野に関する

圧倒的な知識

圧倒的な経験

この二つを併せ持つ専門家が放つオーラのようなものに、人は惹かれていくと思うのです。

それを言うと私(佐藤)のオーラはまだまだショボく、本当は語るのもちょっと恥ずかしいのですが。。

それでも、商売人としては少しでも売上を上げようと営業電話に必死になるよりも、自分の専門性を高めることに意識を集中し続けた方が良いのは間違いないように思います。

ご相談を受ける際に不動産投資セミナーに参加した人々からよく聞かされるのが

「その後の営業電話がすごくて、もう辟易するんです。」

そんなお声。

これが大多数の正直な感想ではないでしょうか。

もちろん他社様の方針に何ら言をつけるつもりはありませんし、大きな不動産会社ほど固定費はかかりますから、営業部隊を整えてフォローアップコールの体制を整えているものです。

それが良い悪いではなく、少なくとも私(佐藤)には追いかけるスタイルは合わないという話。

それよりも自分の得意性を圧巻のレベルに高める気迫で、日々剣を磨き続けるだけでいいと思うのです。

剣は鞘に収めておけばよく、わざわざ抜いて人様の目の前で剣をギラつかせる必要もないでしょう。

その意味では、当ブログなどは毎日一回の更新が

「素振り一回」

程度でしょうか(笑)

剣でいえば基本中の基本である素振り、その素振りの中でもたった一回の素振り。

すると一年間で365回しか素振りが出来ない計算になりますから、一球入魂のみならず一素振り入魂であるべきでしょう。

一回一回の素振りには手を抜かずに、今日も人様に何か一つを掴んで頂く気負いで毎日の項を上げ、お読みくださる方々の時間を無駄にしない心がけが大切であるように思います。

そしてリアルの世界では売買の仲介と不動産投資の支援でこれまでに培った知見を100%ご提供し、然るべき実績を出し続けていけたとしたら。

そこに営業の必要はなく、後から後から支援を必要とされる方々は現れてきます。

それでも自分のサービスではご支援は難しいなと判断すれば、無理をせずに素直に他の同業者にお譲りしているのです。

そんな姿勢の方が目先の利益で信頼を落とすことなく、長期的に見れば圧倒的に成果が上がってくるように思います。

プロとして専門性を磨くことのみに意識を置いて、常に謙虚な自分であること。

それが全ての職業に通じる、万職繁栄の原理ではないでしょうか。


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