今のアメリカで絶妙なライフスタイルが期待できる都市は?~ ②

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

昨日から、今のアメリカで「仕事どころ」と「暮らしどころ」のバランスが取れた都市を順位別にご紹介しています。

給与と住居の関係は切っても切れないものですが、仕事も十分にあり時給も満足いくレベル、そして暮らすにしても賃貸料が高すぎず、家を購入したとしてもローンの支払いが賃金に見合う場所。

そんなバランスのとれた都市は今のアメリカにもまだまだあります。

不動産投資家として意識しておきたいのは、そういった都市であれば「テナントが安定する可能性が高い」ということです。

今日も続けます。

3位 ミネソタ州ミネアポリス市

中間物件価格:$344,600
失業率:2.8%
世帯収入中間値:$76,791

3位に輝いたのはミネソタ州ミネアポリス市です。

世界的にものすごく名前を知られているわけではなく、どちらかというと地味な印象かもしれませんが、その地味さが仕事と暮らしの両方を満足するレベルに持ち上げています。

厳密にはミネアポリス市のど真ん中ではなくその郊外になりますが、この郊外にはそれこそフォーチュン500に入る

ゼネラル・ミルズ(大手食品会社)

ターゲット(小売業)

を初め、世界最大のヘルスケアコングロマリットかつアメリカ医療保険最大手でもある

ユナイテッド・ヘルス

も本社を置いているのです。

このような一つの分野に縛られない、各分野の代表格がこぞってミネアポリス市に腰を据えて安定した雇用機会を提供していることになります。

結果として2010年以降ミネアポリス市の人口は常に2ケタ成長を続けており、不動産業界も引き続き湧いています。

現在は101戸を有するミネアポリス市で最も高い住居ビルとなるコンドミニアムが建設予定となっており、不動産市場としても安定していきそうです。

この流れを受けて暮らしどころとしてはやはり郊外が人気があり、ニューヨークやシカゴからも人材が流入して仕事と暮らしのバランスを享受する姿がここにはあります。

4位 バーモント州バーリントン市

中間物件価格:$319,100
失業率:2.6%
世帯収入中間値:$70,227

4位はバーモント州バーリントン市です。

。。。

多分、だれもその都市名を知らないですよね?(笑)

やはり仕事と暮らしの両方を満足させる都市は地味な性質があるようです。

冬時の雪はなかなか大変なバーリントン市ですが、キャリア形成の意味ではアメリカビジネス界の隠れ家のようなもの。

ニューヨークを代表とする大都市の中で大企業に勤め、それこそ猛烈なプレッシャーの中で仕事をしてきた人々のとっては心落ち着けて仕事に取り組めるノンビリ感がここにはあります。

とはいえ、仕事ペースがノンビリだからといって時給も安い街というわけでないのです。

アメリカ全体の年収中間値が$59,000である中、ここバーリントン市の年収中間値は$70,227と十分に全国中間値を上回っています。

主な就業先としてはバーモント州立大学やアイスクリームメーカー大手のベン&ジェリーズ(これは知っている方も多いかも)を始め、街の経済を支える仕事が多くあります。

そして暮らしどころの良さとしては、このような田舎の中の都会ですから家賃の相場は比較的安く、バーリントン市で平均的に稼ぐ人々であれば十分な貯金が出来るほどです。

価格としては、3ベッドルームの一戸建てが$350,000以下で十分に購入できるレベルとなります。

5位 ニューハンプシャー州マンチェスター市

中間物件価格:$325,100
失業率:2.5%
世帯収入中間値:$80,246

5位はニューハンプシャー州マンチェスター市。

ここもまた地味な田舎の都会ですね。名前を知る方はそれほど多くはないのではないでしょうか。

ここマンチェスター市を少なくとも統計上は仕事と暮らしがバランス良く整えれた都市としている要因の一つは、南ニューハンプシャー大学です。

かつてこの大学は学生数が2000人程度の小さな私立大学でした。

ところが近年、この大学で「オンライン大学」を開校したところたちまち学生数が伸び、現在は10万人が生徒として籍を置いているのです。

結果として1000人以上の教授またそれに伴う管理職も必要となり、南ニューハンプシャー大学がもたらす雇用機会が急激に増えてきた背景があります。

もちろん街の経済はこの南ニューハンプシャー大学のみならず、例えばセグウェイのような大企業もマンチェスターダウンタウンの郊外に構えており、またヘルスケア関連の新興企業もここマンチェスターから開始されているのです。

そして暮らしどころの便利さの秘密ですが、実はここマンチェスター市はボストン市から1時間という近さ。

この立地条件が、マンチェスター市を仕事と暮らしのバランスが取れた都市として確固たるものとして位置付けています。

20代から40代でコンドミニアムまたは一戸建て住宅を購入する人々は郊外を好み、その価格は$250,000から$300,000と非常に手頃になっています。

昔は風車小屋があちこちにあるようなのどかな田舎町だったマンチェスター市は、今やオフィスとテック系企業の本社が並ぶ街に生まれ変わりつつあるのです。

明日に続けます。



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