ライフワークバランスを求める心に人種なし

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

アメリカに「グラスドア」という就活用のサイトが存在します。

グラスドアとは日本語ではガラス窓。各社の評価をガラス張りに見せることで就職活動をする人々の大きな情報源の一つとなっています。

しかもその評価は実際にその職場で働く現職の従業員や元従業員からのもので、会社にしてみれば内部事情を(合法の範囲で)思いっきり公にさらされることになります。

とりわけ重宝されるのは企業からの誘い文句(給与を始めとする労働条件)が本当かどうかです。

労働条件の実情を実際に働いている現職の社員あるいは元社員の投稿から知ることが出来、古い投稿は現在の事情が違っている場合もあるとは思いますがそれでも大いに参考になりますから、アメリカで就職活動をする多くの人々がこのサイトを重宝しています。

実際のユーザー数は?というと、2017年7月の時点で

月間ユニークユーザー数4500万人(!!)

なのだそうです。

このような、本当に人々の実生活に役立つようなサイトは強いですね。痒い所に手が届くというか、

「そう、その情報が欲しかったんです!」

というサイトはあっという間に短期間で大きくなっていきます。

人々が職場に求めることが浮き彫りに

この「グラスドア」が2016年5月から2017年5月の間にCEOに関する調査を行いました。

CEOとは日本語では「最高経営責任者」と訳されますが、要は代表取締役社長のような存在です。この調査の中で

「従業員からの支持率が高いCEOランキング」

のNo.1にクロロックス社のベノ・ドーレCEOが選ばれました。

ちなみに1位から20位までの顔ぶれは下記の通り。

1位 ベノ・ドーレ(クロロックス)
2位 ジム・カバノー(ワールドワイド・テクノロジー)
3位 マイケル・マホー二―(ボストン・サイエンティフィック)
4位 クレイグ・トンプソン(メモリアル・スローン・ケッタリングガンセンター)
5位 マーティン・ランキン(ファスト・エンタープライジズ)
6位 ジェン・スン・フアン(NVIDIA)
7位 ボブ・べチェック(ベイン・アンド・カンパニー)
8位 イーロン・マスク(スペースX)
9位 ブライアン・ハリガン(ハブスポット)
10位 マーク・ザッカーバーグ(Facebook)
11位 スティーブ・ビューチャンプ(Paylocity)
12位 ドミニク・バートン(マッキンゼー・アンド・カンパニー)
13位 ブラッド・スミス(イントゥイット)
14位 コーリー・シラー、アッシャー・ラファレル(パワー・ホーム・リモデリング)
15位 マーク・ベニオフ(セールス・フォース・ドットコム)
16位 チャールズ・バット(HEB)
17位 サンダー・ピチャイ(Google)
18位 オスカー・ミュノツ(ユナイテッド航空)
19位 シャンタヌ・ナラヤン(Adobe)
20位 ジョン・レジュール(米Tモバイル)

クロロックス社はアメリカでは恐らく洗剤メーカーとしての認知度が一番高いのではないでしょうか。私(佐藤)の家でも妻が使っている洗剤は大概クロロックス社製品です。

そしてこのベノ・ドーレCEOが従業員調査で99%と圧倒的な支持率で選ばれた理由は

仕事と私生活のバランスのとりやすい環境を提供してくれている

というものでした。

ライフワークバランスの流れは止まらない

日本でも近年は「ライフワークバランス」という言葉が頻繁に聞かれるようになってきましたね。とりわけブラック企業が叩かれている近年では仕事への価値観そのものを見直すような動きが大きくなり始めています。

日本の場合は歴史的に見ても単一民族の国であり、かつ島国ですから「国民一致団結」のような雰囲気は同じ価値観によって起こり易い土壌があったと思います。

良し悪しは抜きに太平洋戦争時代には

「国民総動員」

「欲しがりません勝つまでは」

という統一精神論となり、戦後は経済復興に全力を注いで国民総生産がぐんぐん上がり、ついにはアメリカに続いて世界第二位の経済大国に成り上がりました。
この一連の流れは世界的にみても本当に「奇跡」の部類に入ると思います。

その精神論も手伝ってか、現代でも残業を黙って受け入れる風潮はまだまだ続いていると思います。現在の多くの会社の上司的立場にある人々は40歳以上であれば大概は根性論の気風が残る昭和の時代に小学校~中学校までは育った人たちです。

この根性論の名残を受けて会社でも根性を求められる風潮の名残の中、新しい世代の若者にはそれは理解されがたい感覚となりそのギャップが今まさに浮き彫りになってきているように思います。

結果としては昔のように

「会社一丸となって」

「残業も厭わず全力で」

という根性論も通じにくくなってきているでしょうし、この傾向は今後はどんどん強くなるだろうと思います。

アメリカの場合はその大元が単一民族ではなく移民による多民族国家ですから事情が大きく違いますので、元々根性論は感性的にも歴史的背景的にも職場におけるブラック体質が通じないお国柄ではありましたが

今回の「グラスドア」社の調査(従業員による匿名調査)がハッキリと現しているのは

ライフワークバランスを重視する

という働く人々の本音であり、この傾向はそのまま日本にも強く移り始め、ブラック体質根絶と同時に人生の質を求める傾向は強まっていくだろうと思います。

家族を大切に

かくいう私(佐藤)の場合はどうかというと、確かにライフワークバランスは重要視しています。

長時間労働をご心配頂くこともありますが、家族への時間はちゃっかり取っているのです。家に帰れば妻に代わって子供たちの面倒をみていますし、彼らをちゃんとお風呂に入れて寝かしつけるところまでやります。

所属するケラー・ウィリアムズ・リアルティー(Keller Williams Realty)の社訓の中に

God, Family, then Business

神様、家族、そして仕事)

という言葉があります。

「神への信仰と家族を大切にすることが優先で仕事はその後」、という信条が込められているのです。

一番最初の面談で説明を受けて最も印象に残ったことですが、案外これに影響されているのかも。

もっぱら昔のような会社勤めではなく、ケラー・ウィリアムズに籍を置くとはいえスケジュールは自分で自由に組んでいますから

労働というよりは「自分がやりたいことに時間を使っている」という自覚しかありませんので仕事に対するストレスなどない日々ですが、少なくとも仕事ばかりにならないよう家族への時間もしっかりと取りたいと考えているのです。

文明が発達していくにつれて人々の心は荒んでくる傾向がありますが、

恐らくこれからは人として大切なもっと精神面に目が向けられてくるように思いますし、人とのつながりが重要視されるような世の中に変化していくのではないでしょうか。

少なくとも多民族国家のアメリカで上記の調査結果にも表れている傾向は

私は仕事と私生活のバランスをしっかり取りたい

という人種を問わない共通の感性を反映しており、

人生はモノやお金では完結しない、それ以上の価値観を人生に求める社会にこれからもっと変化していくように思います。

 


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