ラスベガスと銃規制

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

予定していたイベント企画の打ち合わせでラスベガスに来ていますが、10月1日に悲劇的な銃乱射事件が発生したことはご存知のとおりです。

有名なルクソールホテル前の通りを挟んだ真向かいにある野外イベント会場で行われていたカントリー・ミュージックフェスティバルに参加する2万2千人以上の観客とスタッフに対し、同じくルクソールホテルの真横にありかつ連絡通路でつながっているマンダレイ・ベイ・ホテルの32階のスイートルームから自動式の銃を発砲。この事件で現在までに58名が死亡、489 が負傷する大惨事となりました。

仕事の合間に現場を訪れてみましたが、現場は未だにFBIによる調査が継続されており厳戒体制が敷かれています。

事件現場の周りにはテーピングで立ち入り禁止となっており、中ではFBIによる捜査が今でも続けられています。

マンダレイ・ベイ・ホテルでは警察による警備が厳しく、宿泊客以外は上の宿泊階に上がることは出来ません。

また現場前の横断歩道の真ん中には犠牲者を弔う花、メッセージ、ロウソクがおかれ、今日も犠牲者の遺族らしい方々が涙ながらに祈りを捧げていました。

一方で街の様子は。。

ラスベガス空港に降りた途端に耳に入る「今夜何飲もうか〜?」とはしゃぐ女の子グループの声。そしてレンタカーを借りて中心街に走り始めると、目の前を走っていたリムジンの車窓からシャンパンを片手に手を伸ばし、周りの景色を指差しながらはしゃぐご婦人方。

ラスベガスには何度も訪れておりこれらはいつもと変わらない光景ですが、全米史上最悪の銃乱射事件の直後でもやっぱり変わらない街だな。。と正直思いました。

私(佐藤)自身は仕事でなく観光であればおそらく予定をキャンセルしていたと思います。けれど皮肉なことに銃乱射が発生した直後しばらくはその地域で銃乱射事件が再発する可能性は極めて低くなり、また街全体の警戒態勢が強まるだけに治安の意味では日頃よりも安全度が高まることも事実。ラスベガスの街はすでに何事もなかったかのように動き始めています。

いずれにせよこのような悲劇は決して許されることではありません。この度の事件により命を落とされた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

銃規制は実現するのか?

このような事件が発生する度に銃規制についてアメリカ国内でも議論が再燃します。

今回の事件では半自動小銃を自動小銃のようにして使える「バンプストック」と呼ばれる装置が使われましたが、さすがに全米ライフル協会も今回の事件を受けて「バンプストック」の使用そのものに関する法律の見直しを支持しているようです。

とはいえアメリカという国において銃規制が実現するか?というと、私(佐藤)は正直なところこの国では極めて難しいだろうと思います。もちろん銃規制が進むことを望む一人ではありますが、現実と理想にあまりに乖離があるのが事実なのです。

アメリカという国はその開拓期から今日まで、銃は常に人々と共にありました。大陸の開拓に自衛の為に必要だった頃と現代では生活の条件があまりにも違いますが、それでも性悪説を前提とするこのアメリカという国では防犯意識は日本よりもはるかに高く、自衛の為にも銃は必要だとする認識は現代でも(あるいは現代だからこそ)強く残っています。

「銃を下ろしたいけれど、銃を持たないと自衛が出来ない」

そんな認識は確実にあるのです。

私(佐藤)自身は比較的治安のよいところに暮らしており自衛の必要を感じていませんし日本人の感覚そのままに銃を携帯しようとは思いませんが(射撃場で打った経験があるくらい)、結局は銃を撤廃するには性善説が前提にないと難しいように思います。

「今回のような悲劇を繰り返さないためにも、銃規制は必要ではないか。」

それはもちろんそうですし私(佐藤)自身もそのように望みますが、武器を下ろしたものが馬鹿を見てしまう側面があるのです。

あえて大げさな例えでいえば、仮に米国が軍隊と警察を全て撤廃したとしたら、、、まず国内で暴力が荒れ狂い、メキシコからもマフィア勢力が一気に押し寄せるでしょう。

世界一高額な軍隊と警察組織があるからこそ犯罪が抑制されている一面もあり、これと同様に一般市民が銃を携帯することで抑制されている犯罪が多々あることもまた事実だろうと思います。

。。。

不動産エージェントらしく話を不動産に戻しますが、今回の銃乱射事件が周辺地域の不動産に影響するかといえばもちろんそんなことはありません。そもそもラスベガスの地元住民のほとんどは世界の人々が見る「ラスベガスど真ん中のギラギラした夜の街」と、「自分たちの日常生活」とは全くの別世界として見ているのです。

それこそ昨日も事故現場から車で10分の場所に暮らす地元の方と食事をしましたが、テレビや映画に出て来るラスベガスの街は車で10分で行けたとしても自分たちの日常には関係がない、どこか遠くの世界のように話していました。

そのような背景からもラスベガスの住宅市場に関して言えばラスベガスのど真ん中とは別の話。とはいえ、ラスベガスの最近の不動産市場は結構なバブル状態になりつつあり良好とは言えません。

このグラフでも確認できるとおり、ラスベガスの物件価格は近年上昇を続けています。数字にすればここ近年は毎年約30%という驚異の数字で住宅価格が上昇を続けているのです。

実際のところ先がどうなるかは誰にも正確な予想は出来ませんが、少なくとも投資の意味では大きな動きは控えた方が良さそうです。FRBがゼロ金利政策を解除したのは15年12月ですが、これに伴い金利もこのように徐々に上がりつつあります。

世界一の情報発信基地ともいえるラスベガスですが、私(佐藤)もここに訪れるのはイベント企画やイベント参加のみに留めて不動産投資の対象としてはしばらくは様子をみようと思います。

 


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