エイヤア投資は避けるべし

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

フォーブスが2017年3月に発表した世界長者番付によると、投資家のウォーレン・バフェットは世界第二位でした。
前年の2016年はウォーレン・バフェットは第三位でしたから、一位上昇したことになります。

これだけでも分かる事実は、

投資は博打ではなく経営感覚で行うもの

ということ。

例えば分かりやすく長者番付一位のビル・ゲイツと比較してみましょう。

◆ マイクロソフト社を創業してウィンドウズを業界標準とすることに成功したビル・ゲイツ

◆ バークシャー・ハサウェイ社の現役会長兼CEOでありコカ・コーラの株(9.16%)、アメリカン・エキスプレスの株(16.22%)、ウェルズ・ファーゴの株(9.01%)等、多数の大会社の大株主であるウォーレン・バフェット

このお二人を比較した時に、少なくとも経営という側面で考えればこの二社に差があるとは思えません。
(少なくとも佐藤には違いが見えません)

そして上記二社はパソコンOSやアプリを世に広めることで、あるいは潤沢な潤沢な資金を大企業に提供することで、それぞれ世に大きく貢献しているわけです。

ところが、経営者感覚で行うべき投資であっても案外勢いとヤマカンでお金をつぎ込む方が結構いるもの。

何の根拠もなく、あるいはほんの少し調査しただけで将来に淡い期待をかけて大金を投じる。

このことを私(佐藤)は「エイヤア投資」と呼んでいますが、特にこの傾向は日本人に多くあります。

投資は会社経営の感覚と変わらないくらい頭を使って行うべきなのにエイヤア!の勢いで大金を投じていたのでは、それはまるで社長がヤマカンで会社を経営するようなものです。

なぜ日本人にはエイヤア投資をやってしまう人が多いのか、また投資の理想の姿勢はどのようなものなのか、不動産投資の場合はどのように進めるべきなのか、あくまで私(佐藤)の考え方ですが簡潔にお伝えさせて頂きます。

精神論が先立つ日本人

よい意味で日本人の感性は優れており精神性が高いと思います。

他民族に対し差別的にモノをいうのではなく、実際に日本人のようなとことん相手を慮って配慮するオモテナシの精神は世界ではそうお目にかかれないものなのです。

ところが逆の見方をすると、深く考えずに感性で物事を進めてしまえる気質が日本人には強いのもまた事実。

ヘンに理屈で考えるよりもそのほうが良い場合もあるとは思いますが、何かに対して成果を上げるという場合はきちんと理屈で詰めて考えないと物事は上手く成就しないもの。

この悪しき習慣は第二次世界大戦期間中にすら見受けられました。戦争はゲームとは違い、命が再度復活することはありません。そのような極限の場面でも神風を信じ、勝敗を決したと言われるミッドウェイ海戦ではアメリカの情報技術に圧倒的に負け、情報不足のまま気合で戦場に赴いた日本は大敗を喫してしまいました。

日本人は現在でも神は信じないという人ですらお正月には神社にいってお賽銭を投げ、一年の無病息災を祈願して手を合わせるような民族です。

誤解のないよう申し添えれば、目に見えない感性に委ねる民族性はこれはこれで素晴らしいのです。けれども、その精神性を重んじる考えを投資の世界にもってきて「エイヤア!」と気合で大金を投じてはいけないわけです。

投資は確率論で

それでは投資はどう進めるべきかというとあくまで経営感覚で、そしてその判断は確率論に大きく委ねるべきだろうと思います。

ラスベガスではベガスとお客の関係は3対2でベガスが勝つようにプログラムされています。ということは、ラスベガスで賭け続けると長期的には十中八九負ける、ということです。その勝率ならば最初からラスベガスで勝つことは期待せず、あくまでエンターテインメントとして楽しむしかありません。

逆にビジネスの場合であればどうでしょうか。この場合、ラスベガスとは反対に勝率は最低でも3勝2敗とするべきで、引き分けかそれ以下であればまず会社は潰れます。投資も同様にあくまで長期的に見た時に勝てる見込みがあるもののみに手を出していくべきなのです。

これは不動産投資であったとしても考え方は全く同じで、物件の市場価値の変化・金利の変化・人口増加の変化・雇用の変化などの数多くの変数がありそれらの要素全てを加味した上で相対的な蓋然性を検証し、最終的に大金を投じるに値するかどうかを判断します。

不動産投資のそれぞれの要素に対する詳細は無料レポートにも細かく書いていますが、この投資に対する判断姿勢は経営者のそれと全く変わりません。(というか、変わるべきではありません)

それぞれの変数に対する緻密な計算の上に、あくまで自分の感覚ではなく確率論にのっとった上で判断がなされるべきで、少し表面的に調べてそこで思考を停止させてあとは気合でお金を投じる、というのが一番危険なのです。

まとめ

「投資で失敗した!」という時、その原因は運の悪さではなく事前調査があまりにも甘すぎるという場合が多々あります。

★ 戦場となる地形とその土地の気候を全て把握している軍隊

VS

★ ろくに戦場を調べることなく打倒の執念にのみ燃えて勝利を祈願するのみの軍隊

この二つではどちらに軍配が上がるかというのは自明の理。

投資の決定は会社経営のそれと全く変わらないレベルで行われるべきですから、間違っても「エイヤア!」の掛け声で覚悟を決めるエイヤア投資は避け、緻密な計算のもとに全てを把握した上でチップをはる確率論に則った不動産投資を心がけていきたいものです。

 



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