仕掛ける人がいることに気づいてしまいました

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

ニューヨークでプログラミングの仕事をしていた頃はそれこそ毎日コード書きに没頭していました。

クライアントから受けた依頼に対し驚きで期待以上のものを仕上げるべく、寝る間を惜しんで朝から晩までコーディング。納品してクライアントの喜びを見る時がそれまでの努力が報われるときです。

けれど、ある時クライアントの喜ぶ姿を見てふと気づいたことがありました。

「自分がプログラムしたシステムの中で使い勝手に喜んでくれてる、けれどこれって。。」

何かといえば、

「クライアントはプログラマーがコーディングした以上の操作はできない」

という事実です。

身近な例でいえばウィンドウズがそうですね。ウィンドウズOSの上でいろんなアプリケーションを動かせるわけですが、結局のところウィンドウズOSの技術者がコーディングした動き以上のことは何一つできません。

すなわち、そこには「仕掛ける者」と「仕掛けられる者」がいるわけです。そして仕掛けられる者は仕掛ける者を超えることは絶対にできない。だからこそ、OSの標準化に成功したビル・ゲイツは世界で一番のお金持ちになりました。
(表に出てこない人たちは除きます)

当時私(佐藤)は25歳くらいだったと思いますが、「仕掛ける者」と「仕掛けられる者」を意識するようになってからいろいろ調べるようになり、必然的に世界経済の仕掛けをつくる者とその仕掛けの中で暮らす者がいることに気づいたわけです。

基軸通貨としての米ドル

こちらでも書きましたが、陰謀説うんぬんは横においたとしても世界金融には仕掛ける者がいることだけは確実です。そして陰謀もなにも、ごく少数の意思が働いて世界に影響をもたらしていることも事実なのです。

資本主義の側面の一つとして奨励されるのは「健全な競争」ですから資本主義の中で商売を行う上ではよりよいサービス、よりよい品質を世に提供することで生き残りを図るしかありません。だからこそ各社は互いに激しく競います。そして競争社会の中で各社が究極に目指すのはデファクトスタンダード(業界標準)になること。

前でのビル・ゲイツの特異性はプログラマーというよりもマーケティングの才能が神がかっていたことです。OSはアップルのぱくりでしたが、それを見事な戦略でデファクトスタンダード(業界標準)化に成功しました。

これと同じことで、世界経済をモノにするにはその根幹を握らなければなりません。米国内で全銀行を掌握する中央銀行を設立することはデファクトスタンダードを握るのと全く同じことですから、当時の駆け引きは凄まじかったことでしょうね。。

結果としては中央銀行設立派に軍配が上がり、世界経済を仕掛ける側となった彼らは2017年の今日まで牛耳り続けており、私達一般市民はその仕掛けの中でしか動くことが出来ないわけです。

最近でこそ米ドルの力は以前よりも弱まったかもしれませんが、いっても世界基軸としての米ドルはまだまだ揺るがないのが実際のところではないでしょうか。

資産の分散に米ドルは必須

とどのつまり、99 %以上の人々は仕掛けられる側であり仕掛けの中でしか活動できないという事実。これについてはどうしようのありません。今の自分の生活を堅持しつつ、少なくとも自分たちが生きている間は貨幣制度が続く前提で可能な範囲で将来への備えをするしかないと思うのです。

その意味で日本経済もいよいよ行き詰まってきた昨今はことさら資産の分散が騒がれていますが、自分の資産を日本円のみに集中させない方がよいことは確か。そして、分散先には必ず米ドルを含めたほうがよいと思います。なぜなら仮に貨幣制度が崩れるようなことがあれば、一番最後に崩れるのは仕掛けをつくる国の貨幣(米ドル)だから。

そこで米ドルに資産の一部を移すとすれば、これは外貨預金よりも米国現地に口座をもっておいたほうが明らかによいです。外貨預金は手数料をかなり取られますからね。。また外貨預金には政府の保証がつきませんので、それならば米国現地に口座を一つ開けた方がよいです。きちんとした銀行であればまず確実に米連邦預金保険公社(FDIC)に加盟しており、あなたの預金は$250,000までなら保証されますので安心。

また現金に余裕があれば、米ドル口座をもつと同時に現金を不動産に替えておくのも得策です。今のアメリカでも預金に預けても利子は微々たるものですが、現金を不動産化しておけば少なくとも資産価値としては上がり、またハイパーインフレのような最悪のケースでも不動産という現物を維持していることは強みだからです。

ただし、現金に余裕がないのに無理してローンを組んでアメリカ不動産を購入することはお薦めしません。金利が上昇しつつある今はローン返済が不利になりますので、今の時期には自分の資産を不動産化するのは現金購入もしくは頭金が相当入れられる場合のみにしておいた方が無難だろうと思います。

仕掛けられた経済政策の終焉

ここまで基軸通貨としてのドル、そして資産の一部はドルに替えておいた方がよいことをお伝えさせて頂きました。

とはいえ、貨幣制度は少なくとも私達が生きている間は続くものと思いますが、一部の人間に仕掛けられた世界経済の仕組みがこのまま個々永劫に続くかというとそうはならないだろうと思います。

20世紀後半から世に台頭してきたインターネット革命はあらゆるゲームをひっくり返してしまいましたが、インターネット技術は今後ますます世界経済を仕掛ける者たちの力を削いでいくことになることは間違いありません。

例えば仮想通貨。今はまだまだ未熟かもしれませんが、ブロックチェーンの技術などは仲介者を必要とせず高い透明性の取引を実現している非常に優れた技術です。将来は仮想通貨が世にしっかり根付いて貨幣にとって変わる通貨となることも考えられます。そうするとゲームは完全にひっくり返りますから、中央銀行の支配層にとってはかなりの脅威です。

そして徐々に未来の人々の思考は成熟してきて、ともするとお金の概念を必要としない世の中も実現してくるかもしれません。
今はまだ想像のレベルだったとしてもその将来像が垣間見えるだけでもすごいことですし、現在は仕掛ける者と仕掛けられる者がいる世の中ですが、人が人を支配できない世の中に徐々に移行していくのは間違いないような気がしています。

さしあたり今の時点では自分の資産を守る意味で米国に口座をもつこと、また現金に余裕があればアメリカの不動産を購入しておくこと。これらは資産分散の選択肢に入れておいた方がよいと思うのです。

 



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