不動産購入で手にする5つの権利とは

こんにちは。アメリカで不動産エージェント兼コンサルタントとして働く佐藤です。

何日か前に不動産ってそもそも何?の項で不動産を表す3つの言葉

Land(領域)
Real Estate(地所、資産)
Real Property(地所、資産に付随する権利及び利益)

についてお伝えさせて頂きました。

上の2つLandとReal Estateは現存する領域や建物を示している一方で、Real Propertyとは厳密には不可視の法的効力、所有者の権利もしくは所有者にもたらされる利益のことを指しています。

不動産を所有することで手にする権利や利益とは何でしょうか?本日はあなたがアメリカで不動産を購入した直後に手にすることになる、5つの権利についてお伝えさせて頂きます。5つの権利とは

Right of Possession(占有権)
Right to control the property within the framework of the law(法で定義される範囲内での資産管理)
Right of enjoyment(法に沿って資産を利用する権利)
Right of exclusion(他人による資産への侵入や利用を拒む権利)
Right of disposition(資産を売却、相続、譲渡、あるいは放棄する権利)

であり、これら5つはまとめて伝統的にA bundle of Legal Rights(法的権利の束)と呼ばれています。

Right of Possession(占有権)

不動産を購入してその資産に対するTitle(タイトル:権利)を手に入れると、当然ながらその資産は法的にあなたのものになります。

購入した家は他の誰のものでもなくあなたのものですから、あなたに土地と建物を占有する権利があるのです。普段家で暮らしているとなんとなく当たり前のように感じてしまいますが、ここは自分が暮らすべき自分の場所だという無意識の安心感があって心が安らぐわけで、その安心感は占有権という法的に守られた根拠から発露しているのです。

Right to control the property within the framework of the law(法で定義される範囲内での資産管理)

またひとたび資産を所有すると、その土地や建物を占有するのみならず自由に管理する権利が与えられます。

管理という意味はその物件を維持するのみならず、例えば台所をリノベーションして見た目も美しく広いキッチンに改築してみたり、お風呂場を改築して湯船を広く、また周りを大理石調に綺麗に仕上げてみたり、また裏庭に物置用の倉庫を建てたりと、許される規定範囲で自分の自由に資産に付加価値をもたらすことが出来るのです。

ただし、物件によっては一軒家であればその地域を管理する会社、コンドミニアムであればその全棟を管理する会社による細かい規定があるはずですから、資産を自由にできるとはいっても定められた規定内で行うことにはなります。多くの場合建物内の改築に関してはほぼ問題はありませんが、外観を大きく変更する場合はその管理会社もしくはHOA(ホーム・オーナー・アソシエーション)に事前に許可を取る必要があります。

Right of enjoyment(法に沿って資産を利用する権利)

資産を利用する権利とは占有権に似ている感じもしますが、「その資産を占拠してよい」という占有権に対し、「その資産を利用してよい」という権利です。その建物の中で

寝るもよし(当たり前ですが)
料理を作るもよし(当たり前ですが)
テレビを見るのもよし(当たり前ですが)
一家で団欒するのもよし(当たり前ですが)
お風呂に入るのもよし(当たり前ですが)

と、「その建物内で大麻を栽培している」とか法に触れない限りその資産を好きに利用できるという権利です。

Right of exclusion(他人による資産への侵入や利用を拒む権利)

これも分かりやすいですが、他人が自分の資産に侵入してくるのを拒否したり、資産を利用するのを拒否する権利をいいます。

自分名義で所有している資産であって他人のものではない以上、他人の侵入や利用を拒否できるわけです。この点も当たり前のようで普段意識していませんが、自分が何かしら気に入らない時に他人の侵入を拒否あるいは追い出すために「警察に通報しますよ!」と言えるのはこの拒む権利があるからなのです。

Right of disposition(資産を売却、相続、譲渡、あるいは放棄する権利)

一度購入した不動産資産でも将来的には何らかの理由で整理する必要が出てきます。

売却してキャピタルゲインを手にし、2軒目の物件を購入する時かもしれないし、
遺書を残しておいて子孫に相続する時かもしれないし、
他人に譲渡する時かもしれないし、
特別な事情で単にその不動産資産を放棄する場合かもしれません。

いずれにせよ、その不動産資産に対する自分名義のTitle(タイトル:権利)を自分の手から放す権利をいいます。

まとめ

Real Property(地所、資産に付随する権利及び利益)という言葉の中には上記のような5つの法的権利が束ねられています。

よくReal EstateもReal Propertyも一様に「不動産」と翻訳されてしまうのですが、厳密にはReal Propertyは権利及び利益という目に見えない法的効力のことを指しており、あなたの所有権をすべからく守るために制定されているのです。

アメリカで不動産を購入するということはその土地や建物のみならず、

Right of Possession(占有権)
Right to control the property within the framework of the law(法で定義される範囲内での資産管理)
Right of enjoyment(法に沿って資産を利用する権利)
Right of exclusion(他人による資産への侵入や利用を拒む権利)
Right of disposition(資産を売却、相続、譲渡、あるいは放棄する権利)

これらの権利を手に入れることになる、ということは覚えておきましょう。


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